NANAZOのつぶやき

 【 新ブログへ 】から引っ越し先に行けます

【デロンギオイルヒーター】暖かい?電気代は?【JR0812】[アナログタイマー]口コミレビュー①買ってよかった?モデル(機種)選びから

デロンギオイルヒーター JR0812
※2022.12.04: 更新
あこがれのデロンギのオイルヒーターを買いました。他のモデル(機種)についても少し触れています。実際に使っての暖かさ、気になる電気代をレビューします。アナログタイマー式の【JR0812】です。
※とても満足しています。

実際に1週間タイマー運転した電気代を知りたい方はこちらもどうぞ。

www.nana-zo.com

我が家の使用条件

我が家の条件です。
外気温や室温は今回使用した期間のおおよそのものです。

  • 鉄筋コンクリート造の居間キッチン廊下部分合わせて13畳くらい
  • 外気温 0℃ ~ -10℃くらい
  • 室温 何も使用しないと朝方12℃くらい
  • くつろぐときは一畳分だけホットカーペットを使って膝に毛布をかけています

それプラス節約のために

  • 電気の契約アンペアが20アンペア


といった条件です。

オイルヒーターを買う前

以前は周りのお宅と同じように、FFで固定式の反射式の灯油ストーブ(30畳用くらい)を使っていました。

灯油もいちいち自分で入れなくても、ガソリンスタンドと契約しておけば、定期的に玄関脇のタンクに入れてもらえます。ストーブの側の壁まで配管されています。

ストーブをつけていれば家中暖かく、鉄筋コンクリート造の、この部屋に引っ越してからは、普段は「小」の運転で十分でした。

ストーブを使うのは平日の朝と、帰宅後から就寝まで、それに休日だけですが、冬のひと月の灯油代は平均7000円くらいはかかっていました。これはこちらの地方では安いほうだと思います。

世間でecoが意識されはじめて、丁度わたしも無駄なものを少しでも節約出来ないかと考えていた時期だったので、寒冷地であるにもかかわらず、なるべくストーブをつけないで過してみました。

2012年の冬のことでした。前合わせで長めの綿入りはんてんの購入履歴でわかりました。

それからは一番寒い1月2月に 何度かストーブをつける程度でした。

2018年の冬に、ほとんど使っていなかったストーブから灯油が漏れていて、ストーブは廃棄しました。

古い灯油が入ったままだったので、それもいけなかったのかもしれないです。
経年劣化だったのかもしれませんけど。

いくら暖かめの部屋だとはいえ、寒冷地で暖房器具がまったく無いのはさすがに怖いので、電気代が安い仲間のこたつと迷いましたが、2畳のホットカーペットを買いました。

強中弱の切り替え、左右どちらでも半分だけの運転も出来る日本製です。


これで大丈夫です。

でも2019年、春からの体調不良によるものなのか、加齢によるものなのか、寒さが身に染みるように感じるようになりました。

老後のことも考えて、暖房器具を買い増すことにしました。
オイルヒーターがわたしにはいいのではないかと調べました。

モデル(機種)を決める

デロンギの公式サイトや口コミを見てみました。

デロンギヒーター公式サイトです。

まず、気になったのは

「マルチダイナミックヒーター」


どうやらこれはオイルヒーターではないようです。
価格は高めですが、速暖性や節電の面から見ると一番のようです。
デロンギの一押しなのでしょうか。

わたしはオイルヒーターではないので選びませんでした。
オイルヒーターの「陽だまりのような暖かさ」を求めていましたので。

口コミにも「オイルヒーターとは似て非なるものです」と書いている人もいました。
使いやすさやパワーを求めるなら、こちらもいいかもしれません。

そして、オイルヒーターの上位モデル

「ベルカルドオイルヒーター」

今風の白い壁の部屋によく合うようなやさしい色合いです。
こちらもeco運転や、3段階の設定モードを24時間、タイマーセットが出来るなど、使い勝手の良いモデルのようです。

口コミには、「タイマー設定は、はじめ難しいけど、理解すると、よくできている」とありました。

チャイルドロックや、キャスターのロック、上部のメッシュ構造、フィンの隙間が狭いなど小さいお子さんがいる家庭には安心ですね。
これは、その他のモデルでも共通のものもあります。
とても使いやすそうです。

ところがわたしは、温度を設定したら完全に自動運転で、自分で電力の切り替えが出来ないと思っていたんです。
最適な電力を勝手に選んでくれると思っていたので、ダメだな~となりました。

※あとでわかったのですが、電力の切り替えを設定出来るようです。
タイマー設定の段階で選べるのかどうか、3段階それぞれの電力の設定が出来るのかなどは、今もよくわからないままですが。

我が家の事情で、電気の契約アンペアが20アンペアという事があり、使うワット数も自動だと、寒いときに「さーあっためるぞー!」と、はりきって、急に1500ワットを使われたら、何かしていたら絶対にブレーカーが落ちます。

節約のために20アンペアのままでいますが、30アンペアからで、基本料金のない電力会社もあります。
切り替えは可能で、シミュレーションをしてみたら、今と同じくらいの料金です。

ブレーカーが落ちない事で安心して、ざぶざぶ電気を使うことにならないように、今はまだ、あえてそのままでいます。

その他のモデル

  • 「ユニカルドオイルヒーター」
  • 「アミカルドオイルヒーター」
  • 「オイルヒーター デジタルベーシックモデル」
  • 「オイルヒーター カンタン24時間タイマーモデル」

などがあり、それぞれタイマーや、フィンの形、表面温度、何畳用などが違います。

口コミをみると、このタイプのタイマーは「何時間後に切る、のようにしか使えない」とか、
「結構、表面が熱い」などさまざまありました。

【HJ0812】

実はこの中のほとんどは、見た目が好みでないこともあり、興味を持たなかったのですが、「カンタン24時間タイマーモデル」だけは別です。

若かりし頃、たしか、「通販生活」で見たのだったと思う、あこがれのあのタイマーです。

アナログな造りのタイマーで、一日一周回ることで好きな時間に何度も ON OFF が出来る優れ物です!

俄然、「カンタン24時間タイマーモデル」が欲しくなりました。

ちょっとレトロなデザインの【HJ0812】です。

ところがHJ0812の口コミで気になるところがありました。

「休日などタイマー運転をしないで、手動運転で使う時には、運転したい時間のピンを、内側(ON側)に倒さなければならない」というものです。

電力スイッチをOFFにしてしまえば、タイマー運転はOFFに出来るのでしょうが、いつもと違う時間に使いたい、となった時に、手動運転であっても、タイマーのピンが内側(ON側)に倒されていないとダメなんですね。

カンタン24時間タイマーモデルの口コミに「ツメは小さくて倒しづらい」「折れました」というものもありました。

う~ん、これは今の、平日と休日の使い方がまったく違う状態ではなかなか面倒だぞ。
どうせ、手動運転しか使わないだろうから、それでもいいか~。

と考えながら調べていると、見た目は同じようですが、色味の可愛い別モデルが見つかりました。

【JR0812】を見つけた

【JR0812】です。色が可愛い~。デロンギ公式のオイルヒーター特別サイトでは見ていませんでした。
そして、特別モデルだからなのか、少し価格が高いのです。

はじめは色だけが違う特別モデルだからかな、と思っていたのですが、よく調べると、正面からの見た目はそっくりでも、いろいろ違いがあるモデルでした。

フィンのタイプも違う。
表面温度も違う。
そしてなにより、こちらにはタイマー運転と手動運転を切り替えられる運転セレクトピンが付いていました!

こちらのページには載っていました。

オイルヒーター 製品情報 / ヒーター / De'Longhi デロンギ

タイマー運転と手動運転の切り替えが出来るなら、もう望むものはないわ~。

口コミでも、このモデルは「温まらない」って言っている人が少なめだし。

L字型フィン、いいのかもしれない。

このモデルは10畳までだから、パワーは足りていないんだけど、少しでも電力は押えたいし、この部屋の断熱性に期待しよう。

と、わたしは【JR0812】を買うことに決めました。

オイルヒーターの口コミは「陽だまりの暖かさで快適」と言っている人と、「全然あったまらない」と言っている人が半々くらいで、ほんとにそれぞれの部屋の条件でまったく違うんだなと思います。

電気代にしても、月に1万円、2万円かかると言っている人もいれば、2、3千円と言っている人もいて、タイマーと設定温度(サーモスタット)の使い方も大きいようです。

わたしの周りでも使っている人が多いのですが、二階の部屋で、日中人がいないんだけど、24時間入れっぱなしにしていると、電気代が月1万円くらい上がるという人、子供が部屋にいるときにしかつけていないから、気になるほど上がらないという人、様々です。

オイルヒーターではないのですが、よくあるのが、リビングは灯油ストーブで暖かくても、トイレが寒すぎるので、小さい電気ヒーターを置いて、24時間つけておいたら、電気代が7000円くらい上がったという話です。

わたしはエアコンの不快感を嫌って、オイルヒーターを選ぶのですが、上手に使いたいものです。

【JR0812】を使ってみた


実際に使ってみました。

届いてすぐには試しに運転しただけで、ほとんど使っていなかったので、2020年への年越しの、年末年始のお休みに、贅沢に(笑)使ってみました。

デロンギで推奨しているように部屋の奥の窓ぎわ、うちの場合はベランダへの刷き出し窓の前に置きました。

使い方と温かさ

デロンギオイルヒーター JR0812 操作部

取扱説明書に書いてある手動運転のやり方です。

  1. 運転セレクトピンを手動運転 (Ⅰ)にする
  2. サーモスタットを最大の6にする
  3. 電力切り替えスイッチ「MIN」「MED」を両方入れて1200ワットで運転する
  4. 丁度いい室温になったと感じたらサーモスタットを電源が切れるところまで下げる
  5. お部屋が温まれば「MIN」「MED」の片方のみの運転に切り替えてもよい

こんな感じで入れて、初めは全然暖かくないです。
しばらくして忘れた頃に温まっています。

何度かサーモスタットの調整をして、自分の適温を見つけます。
このときは「MIN」のみでサーモスタットは「4」で運転しました。
それからは音もしないし、しばらくしたら忘れていました。

ふわ~っとあったかいので、「あー今日は外、結構あったかいのかな~」とベランダの方を見たら、オイルヒーターがあって、「おお!オイルヒーターのあったかさだー!!」と感激しました。

ほんとに自然な陽だまりのような暖かさです。
よくいわれているように、寒くない程度の暖かさです。

わたしはそれを望んでいるので、部屋の温度も高くなるように設定していませんが、室温は5℃くらい上がっているし、隣の部屋から戻るとふわ~っと暖かいです。

タイマー設定は使ってみていないのですが、もっと寒くなったら使うかもしれません。

「カンタン24時間タイマー」の使い方もほんとうに簡単です。

  1. タイマーの右上の矢印に今の時刻を合わせる
  2. 手動運転とタイマー運転の切り替え用の運転セレクトピンをタイマー運転に合わせる
  3. 運転する時刻のピンは内側に 運転しない時刻のピンは外側に倒す
  4. サーモスタットは適温の目盛に合わせておく
  5. 電力切り替えスイッチ「MIN」「MED」を片方か両方入れる

タイマーは何度でも入切の設定ができます。

このモデルは「カンタン24時間タイマー」にタイマーと手動運転の切り替え用の運転セレクトピンが付いています。

平日と休日などで、いつものタイマー以外の時間に使いたいときでも、手動運転に切り替えるだけでいいので、とても使い勝手がいいです。

タイマー設定のコツは、すぐには暖まらないので、1時間くらい早めの時間に入れておくことらしいです。
逆に切ってもすぐにお部屋は寒くならないので、少し早めに切ってしまっても大丈夫らしいですよ。

電気代



1週間で1番電気を使っている日の詳細です。

この日は生活サイクルが乱れに乱れて、朝6時まで起きていてオイルヒーターを消し、12時くらいに起きました。すぐにはオイルヒーターをつけていないかも知れません。


ちょうど年末年始の1週間の電気代です。

その前から、ホットカーペットや、着替える時だけの電気ヒーターは使っていました。

お休みだから使っていない電気や、お休みで余計に使っている電気もあるので正確にオイルヒーターの分とは言えませんが5kwhなので一週間で150円ほどです。

使っていた時間を考えると150円ではないと思うので、前の週がなにかちょっと多く使っていたのですかね。
実際にオイルヒーターを「贅沢に」使ったのは2、3日くらいです。

そのあと、2020年1月13日までの1ヶ月分の電気代が来ましたが、1500円ほどアップしていました。この時期は、休みが長かったり、家にいる人数が増えたりでいつも少し高くなります。

今年は家にいる人数は増えていないので、お休みの分と、ホットカーペット、電気ヒーター、それにオイルヒーター1週間の分ですね。

お休みの期間のあと、オイルヒーターはまた、ほとんど使っていません。
正直、まだ、そこまで寒くないのです。
寒くて手が冷たい…。となる時期はこれからです。
きっと2月にはもっと活躍してくれることと思います。

簡単 電気代計算


電気代計算式
消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×電力量料金(1kWh)=電気代


この式にあてはめて自分で計算してみます。

500ワットで平日8時間、休日16時間の運転です。休日を月に10日とします。

500W÷1000×(8h×21日+16h×10日)×29.35円(うちのプラン)=4813.4円

約4813円になります。

サーモスタットが効いていない状態で、1ヶ月に328時間を500ワットのみで運転すると、この電気代がかかります。

100ワットを1時間使うと、自分の家では電気代がいくらかかるのか計算しておくと、なんにでも応用が効いて計算が楽です。

うちは、100ワットを1時間使うと、2.935円。約3円です。
うちの地域は電気代が高いです。

120kwhまでは23.25円なのですが、さすがにそのくらいは使い切っていますので、29.35円をあてはめて計算しています。

東京電力だと、120~300Kwhの区分では、100ワットを1時間使うと、2.648円になるようですね。合っていますか?

さっきの試算ですが、500ワットでサーモスタットが効かなくて、入りっぱなしのときの計算ですから、部屋が暖まって、サーモスタットが効いて、切れる時間が長くなると、これよりも減っていきます。

1200ワットで24時間使うとすごいことになります。

ちなみにわたしが1日1時間、1200ワットでのフル運転をプラスすると、

1200W÷1000×31h×29.35円(うちのプラン)=1091.82円

となり、1ヶ月で約1092円プラスになります。

うちの場合は、1200ワットのフル運転でサーモスタットがまったく効かないと、1時間35.22円となり、1時間で約35円の電気代がかかってしまいます。

隙間風が入ってくるような寒い場所や、広い場所を温めようとしたら、1200ワットや1500ワットを使っても、暖まりきらず、サーモスタットも効かず、電気代がとてもかかるのですね。

逆に気密性や断熱性の高い、狭い空間なら早く暖まり、サーモスタットが効いて、切れている時間も長くなるし、電力も500ワットや600ワットでも暖かいかもしれません。

タイマーを上手に利用するとさらに節電できますね。

さっき出てきた、トイレに置いた電気ヒーターの話も、「うちの100ワット1時間の電気代」で計算すれば、1ヶ月いくらかかるか、簡単に計算できます。
サーモスタットなどが付いていなくて、300ワットの製品だと

3(00ワット)×2.935(円)×24時間×31日=6550.92円 

トイレに置いた300ワットの電気ヒーターを、24時間つけっぱなしにすると、うちの場合は1ヶ月の電気代が約6551円かかることになります。

まとめ

【JR0812】を選んだ理由と使用感・電気代の試算です。


選んだ理由

  • 【JR0812】のデザインが好き
  • デロンギのアナログタイマーが好き
  • 小さい子供がいないのでチャイルドロックはいらない
  • 割と気密性 断熱性の高い部屋での使用
  • エアコンやストーブの 温度で設定したときの室温の変化が苦手
  • 【HJ0812】はタイマーと手動の切り替え用の運転セレクトピンがついていない
  • デジタルタイマーのものはワット数の切り替えが自分では出来ないと思っていた
  • このモデルの口コミは良いものが多かった



使用感と電気代の試算

  • 窓ぎわに置き、使用していますが、自然にぽかぽかと暖かく、とても満足しています
  • 電気代は、500ワットのみ1日平均11時間の使用で、1ヶ月で最大約5000円の試算になります
  • 1200ワット運転を1日1時間 プラスすると電気代は約1100円のプラスになります
  • サーモスタットの設定を低めで使うので、そこまではかからない予定です

 
こちらのブラウンのモデルを選びました。
【JR0812】

とにかく安いほうがいい、部屋は狭め、タイマー運転でしか使わない、手動運転でしか使わないというお宅なら【HJ0812】でもいいかもしれません。

温まりが早く節電効果も高い最新のものがいいなら
ベルカルドオイルヒーター【RHJ75V0915】がいいと思います。

先日、実際の製品を見たのですが、おしゃれで可愛かったです。
玄関脇の部屋に設置されていて、オイルヒーターの上に手をかざすと、暖かい空気が登っていて、まるで風が吹き出ているようにさえ感じました。

こちらは最大1500ワットですし、フィンの形も違うので、そう感じたのでしょうか。

その他のモデルも、フィンの形やタイマーの仕様、適応するお部屋の広さなど、実は様々です。

お部屋が暖か~くなければ満足できない人や、お部屋の気密性、断熱性がひどく低い場合には、そもそもオイルヒーターは合わないかもしれません。

お部屋の条件や、それぞれの求めるものによって満足度がとても違うものなのだなと感じます。
そのお部屋で実際に使ってみなければわからないものかもしれないですね。

わたしの部屋の例が少しでも参考になればと思います。
暖房器具も一長一短がありますので、自分の部屋に合った暖房器具、オイルヒーターが見つかるといいですね。

デロンギヒーターの詳細はデロンギヒーターの公式サイトでどうぞ。

ひと冬使っての使用感など、また書きたいと思います。

※2020.03.01 追記
デロンギオイルヒーターを1週間タイマー運転してみました。こちらも合わせてどうぞ。

www.nana-zo.com